八王子市立由井中学校で出前授業を行いました

実施日令和5年6月24日(土)
出前授業提供先八王子市立由井中学校
参加人数①中学2年生 70人(1・2組)
②中学2年生 65人(3・4組)
テーマ名①顕微鏡を作って小さいものを観察してみよう
②実験廃液を化学の力で浄化してみよう
担当教職員①物質工学科 准教授 伊藤篤子、教育研究技術支援センター 向川拓臣
②教育研究技術支援センター 雑賀 章浩、藤野 宏

八王子市立由井中学校で行われている「スーパーサイエンス・テクノロジー(SST)授業」として、出前授業を実施しました。中学2年生を対象に2講座「顕微鏡を作って小さいものを観察してみよう」と「実験廃液を化学の力で浄化してみよう」を行いました。
「顕微鏡を作って小さいものを観察してみよう」では、各自に配布されているタブレット端末のカメラにビーズと厚紙で自作したレーウェンフック型顕微鏡を装着し、様々なもの(持参したプレパラート、液晶画面や印刷物、生徒が持参した鉱物片、学校公開参加保護者が持参した紙幣など)を観察し、生徒からは歓声が上がりました。
「実験廃液を化学の力で浄化してみよう」では、持ち込んだ有害物を含む実験廃液の化学実験で浄化していく作業を体験してもらいました。目の前で起こる化学反応に伴ってゆっくり進む沈殿生成の観察等、参加した生徒は、説明をよく聞いてグループで協力して実験操作に取り組んでおり、液体の変化に驚いていました。

◆「顕微鏡を作って小さいものを観察してみよう」の授業風景

◆「実験廃液を化学の力で浄化してみよう」の授業風景