専攻科

機械情報システム工学専攻
電気電子工学専攻
物質工学専攻
専攻科の3つの教育方針
専攻科のシラバス
専攻科履修要覧
学位取得
専攻科の進路

専攻科の教育について

 専攻科は、5年間の高等専門学校における教育の上に立ち、本科で修得した特定分野の知識とスキルを基盤に、さらに国際性を身につけ、実践的な研究環境のもとで、融合複合分野に対応できる、ものづくり志向の技術者の育成を目的としています。

 これらを達成するために、実践的な研究、インターンシップ、企業経営者との交流、外国での技術者としての交流などを通して、自ら考え、実行し、課題解決を体験しながら、「任せられる技術者」、すなわち「一本立ちした技術者」を育成します。国際的視野、技術者として持つべき教養、挑戦力、自らを磨く資質などが本科に付加されたものです。

専攻科の特徴
・本科5年間の課程卒業者を主な対象として、さらに深く教育研究が行える2年間の課程
・特別研究の重視・充実
・充実したリベラルアーツ科目
・実践的英語力の充実
・学生自身が学習計画を立てる「個別最大化」教育を実施
・海外研修型や共同研究型による長期インターンシップ(約6カ月間)の実施
・社会人の受け入れ
・大学の学部卒業と同じ「学士」を取得でき、大学院への進学が可能
・入学料、授業料が本科と同じ金額で、国立大学の約4割程度と経済的負担が軽い


機械情報システム工学専攻(Advanced Course of Mechanical and Computer Systems Engineering)

  •  機械情報システム工学専攻では、以下に示す専門知識とスキルを学びます。
    ①主として機械工学および情報工学の複合領域からなる機械情報システム工学に関わる専門基礎知識、すなわち、電気電子分野の基礎知識を含むメカトロニクス・ロボティクス、計測、システム制御、材料・熱・流体・機械の力学、材料の加工、機械の設計と製作、計算機、信号処理、情報通信、知識工学の専門基礎知識
  • ②持続可能な社会の実現に向け技術が社会に与える影響を常に意識し、機械情報システム工学系の専門知識及び他分野の知識を組み合わせて、新しい価値を生み出すことができる創造力とシステム開発ができる応用力
  • ③機械情報システム工学の研究テーマに取り組み、実験スキルに加えて、創造力、企画力に富み、PDCAサイクルをまわして研究開発を推進できる能力
  • ④機械情報システム工学の最新の技術を常に吸収し、グローバルに活躍できる人間力
機械情報システム工学専攻 教育課程(令和6年度)

電気電子工学専攻(Advanced Course of Electrical and Electronic Engineering)

  •  電気電子工学専攻では、以下に示す専門知識とスキルを学びます。
    ①電子回路、ディジタル回路を含む電気回路、および情報処理、各種通信、制御技術、電力、電子物性とこれらを応用したデバイスの専門基礎知識
  • ②持続可能な社会の実現に向け技術が社会に与える影響を常に意識し、電気電子系の専門知識及び他分野の知識を組み合わせて、新しい価値を生み出すことができる創造力とシステム開発ができる応用力
  • ③電気電子工学の研究テーマに取り組み、実験スキルに加えて、創造力、企画力に富み、PDCAサイクルをまわして研究開発を推進できる能力
  • ④電気電子工学の最新の技術を常に吸収し、グローバルに活躍できる人間力
電気電子工学専攻 教育課程(令和6年度)

物質工学専攻(Advanced Course of Chemical Science and Engineering)

  •  物質工学専攻では、以下に示す専門知識とスキルを学びます。
    ①物理化学、無機化学、有機化学、分析化学、生物化学、化学工学の専門基礎知識
  • ②持続可能な社会の実現に向け技術が社会に与える影響を常に意識し、物質工学系の専門知識及び他分野の知識を組み合わせて、新しい価値を生み出すことができる創造力と材料の開発、地球環境保全、生物機能の有効利用等への応用力
  • ③物質工学の研究テーマに取り組み、実験スキルに加えて、創造力、企画力に富み、PDCAサイクルをまわして研究開発を推進できる能力
  • ④物質工学の最新の技術を常に吸収し、グローバルに活躍できる人間力
物質工学専攻 教育課程(令和6年度)