高等専門学校とは
昭和30年以来の日本の経済の高度成長と科学技術の著しい進歩に伴い、工業技術の高度化に対応する技術者の育成が要請されました。
高等専門学校は、こうした産業界の要請に応えて、昭和37年4月に制度化されました。
現在、全国で62校(国立55校、公立5校、私立3校)の高等専門学校が設置されています。
高等専門学校の特色
大学・短大という他の高等教育機関とは異なり、高等専門学校は中学校卒業で入学でき、修学年限は5年間です。
高等専門学校では、5年間の一貫教育により、一般科目と専門科目を効率的に学び、大学より2年早く卒業できることになります。
1学級40名という少人数教育の特色を生かし、充実した教育内容を提供しており、特に実験・実習を重視し、理論と実践を兼ね備えた技術者を養成しています。
我が国の教育制度
工業教育機関の授業単位数
関連情報
- 国立高等専門学校機構(外部リンク)