本校卒業生が本校在学中の業績で太陽エネルギー学会奨励賞を受賞
5月30日に東京理科大学森戸記念館にて、2018年度太陽エネルギー学会学生奨励賞の表彰式が行われました。
その中で2017年11月に開かれた平成29年度日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー協会合同研究発表会にて発表した城石研田中君(当時本校物質工学科5年生、現千葉大学3年生)および城石研小笠原君(当時本校物質工学専攻2年生、現東京工業大学大学院1年生)の講演論文が優れているとして、学生部門にて奨励賞を授与されました。
田中君は自然エネルギーで発電した余剰電力をアンモニア等の化学エネルギーに貯蔵し、不足時に燃料電池等で発電して補うことを目的とした、窒素還元触媒の基礎化学的検討を行いました。
小笠原君は100~300℃において作動する新規プロトン伝導型ガラス電解質を開発しました。 この電解質は熱加工が容易であり100 μmまで薄膜化が可能です。
また、高いプロトン伝導率(1.6×10-2 S cm-1@300℃)および耐水性を有しています。