情報処理学会 第80回全国大会において、本校学生(電気工学科)が学生奨励賞を受賞しました。

3/13-3/15に早稲田大学で開催された情報処理学会第80回全国大会において、本校電気工学科5年生、森雅也君が学生奨励賞を受賞しました。

(左)受賞した森雅也君(5E)
(右)大前先生(指導教員)

 

身体動作の異常値検知問題におけるCHI-FS評価関数の信頼性の検証

森雅也(東京高専、5E)、秋月拓磨(豊橋技科大 助教)、高橋弘毅(長岡技科大 准教授)、
大前佑斗(東京高専 助教: 指導教員)

 

最近、人間の動作を自動的に判定する人工知能が多数構築されています。
しかし、人間の動作には様々な個人差が保有されていることから、既存の人工知能を構築する手法では、うまく自動判定を行えない事例が存在します。
そのためこの研究では、人工知能の数理的な理論を拡張し、個人差を扱える仕組みを導入しました。
既存の人工知能の理論では、個人差に対する安定性を保証する理論は存在しませんでした。
本研究の成果により、個人差が存在したとしても判別精度がある程度保証された人工知能を構築することができるようになります。

大学生・大学院生を含む登壇者の中でこの研究が高く評価され、情報処理学会より表彰されました。