2012年度

本校学生がBest Presentation Award(学生優秀発表賞(以下BPA))を受賞しました

3月15日(金)に首都大学東京 南大沢キャンパス(東京都八王子市)で行われた,(社)日本機械学会関東支部
関東学生会第52回学生員卒業研究発表講演会において,大学生に混じって本校学生が口頭発表を行い,
そのうち機械工学科5年の及川峻尚君,越智啓文君,山川史君の3名が素晴らしい口頭発表を行った学生に
贈られるBest Presentation Award(学生優秀発表賞(以下BPA))を受賞しました.
この講演会は,4年生大学の学部4年生と高等専門学校5年生の卒業予定者が自らの卒業研究を15分にわたり口頭発表するもので,334名が口頭発表を行いました.

発表題目
及川峻尚君(ロボット工学研究室)
「重心移動機構を備えたツインロータ式小型ヘリコプタの試作と飛行実験」
越智啓文君(流体工学研究室)
「水撃ポンプにおける寸法効果と内部流れ」
山川史君(ロボット工学研究室)
「3次元側域による自立移動ロボット用3Dマップの作成と自己位置の推定」

         受賞者3名

 

本校学生がpico-EV・エコチャレンジで6位入賞

本校機械工学科5年生高橋和輝君が、3月2日(土)に神奈川工科大学で開かれました、日本機械学会ロボティクスメカトロニクス部門エコメカトロニクス研究会主催 pico-EV・エコチャレンジに出場しました。
この大会では、6本の単3充電式ニッケル水素電池(1.2V,1900mA)を電源とした自作の超小型電気自動車で20分走破し、その距離を競います。
今回初参加ということもあり、20分間完走することが目的でしたが、何度も出場しているチームがひしめく中867.2m走破し6位入賞を果たしました。


走行写真

本校学生が第15回化学工学会学生発表会で奨励賞を受賞

3月2日(土)に、山形大学米沢キャンパスで開かれた第15回化学工学会学生発表会で、物質工学科3年生(城石研) 野崎拓弥君,小林昌広君,堀口元規君が、 「CODの少量・迅速定量法の開発とバイオ光電池を用いた下水処理」というテーマで発表を行い、奨励賞を受賞しました。

本校学生が英語プレゼンテーションコンテストで優勝しました

平成25年1月26日(土)に東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター行われた第6回全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテストのスピーチの部で、本校電気工学科3年黒木裕治君が優勝いたしました。

黒木君のスピーチの題名は、“The Dream and the Status Quo”でした。彼のスピーチは、自分の日常生活に満足するために、将来の夢を持つことと毎日の小さいことの面白さを見つけることの必要性について語ったものでした。

スピーチの部は、7分の持ち時間で、自作のスピーチを発表するものです。審査員は以下の3つの観点で評価をします。一番目は英語力で、発音、リズム、強調、ペース等です。二番目はスピーチの内容で、テーマが面白いか、スピーチの構造、独創性等です。三番目は発表する技術で、自信を持ってスピーチを行っているか、ジェスチャー、表現、説得力、声、暗記、アイコンタクト等です。

黒木君の発表は、審査員の1人から”A super speech!”と言われるほどに高く評価されました。黒木君自身が何回もスピーチを書き直し、たくさん練習をして本番に臨んだことが大会での優勝という結果に繋がったのだと思います。

当コンテストにおいて、本校の優勝は黒木君が初めてとなります。本校の歴史に新たな1頁を刻んだ彼に、惜しみない讃辞を送ります。おめでとう。

スピーチをする黒木くん

本校学生マグネットコンテストに入賞しました

第18回マグネットコンテストにおいて、2132件もの多数の応募の中から、生活・くらし部門で優秀賞、佳作に入賞、環境・エネルギー部門で優秀賞に入賞いたしました。
生活・くらし部門 ・・・ アイデア名 「運ぶの楽チン、しまうの簡単、くっつくパイプ椅子」
「黒板用マグネットコンパス」
環境・エネルギー部門 ・・・ アイデア名 「電気を発電!マグネットレイン」

「マグネットコンテスト」とは、レア・アースマグネット(希土類磁石)を用いた創造的なアイデアのコンテストです。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。

     入賞した吉田くんと小倉さん

 

大学コンソーシアム八王子学生発表会で多くの学生が受賞しました

平成24年12月8日(土)、9日(日)に行われた第4回大学コンソーシアム八王子学生発表会で、本校の学生が優秀賞4件、準優秀賞5件、特別賞1件を受賞しました。この発表会は大学コンソーシアム八王子に所属する大学、短大、高専計16校の学生による研究発表会で、今年は138件の発表がありました。本校学生は大学生に混じって日頃の成果を如何なく発揮し、素晴らしい成績を修めました。

本校学生が大学コンソーシアム八王子学生発表会で優秀賞を受賞

受賞した城石研究室の学生たち

12/7~8日に大学コンソーシアム八王子が主催する八王子地域23大学による学生発表会が八王子市学園都市センターで開催されました。

物質工学科3年の堀口君、小林君、野崎君(城石研)が、大学生や高専5年生、専攻科生に混じって「CODの少量・迅速定量法の開発とバイオ光電池を用いた下水処理」というタイトルでポスター発表を行い、審査の結果、見事優秀賞を受賞しました。

CODとは化学的酸素要求量の略で水のきれいさを表す指標です。従来、CODを定量するためには、1時間程度の時間を要していました。

彼らは、このCODを迅速に定量する方法を開発し、バイオ光電池による人工下水の清浄化の性能測定に応用しました。

本校学生が、日本工学教育協会研究講演会発表賞を受賞

平成24年8月22日(水)~24日(金)に芝浦工業大学にて日本工学教育協会第60回年次大会が開催され、23日(木)に行われた学生オーガナイズセッションにおいて、5年電子工学科の泉侃人君が、所属する自動車部の活動を題材とした、「部活動におけるマネージメント導入による運営」というテーマで口頭発表を行いました。

その結果、自動車部顧問の機械工学科、筒井健太郎准教授と共に、全口頭発表371件中、学生セッション発表中2件採択された1件としてJSEE研究講演会発表賞を受賞いたしました。

今年も参加したHonda エコ マイレッジ チャレンジ 2012全国大会では、2年連続公式記録なし、という結果に終わりましたが、長く自動車部部長を務めた泉君にとっては、5年間の集大成といえる受賞になりました。泉君、おめでとう!

写真左から、古屋校長、泉君、筒井准教授

本校学生が触媒セミナーでポスター賞を受賞

10月23日に軽井沢で開かれた第5回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーにおい
て、5Cの森田聖太郎君(城石研)は,大学生・大学院生に混じって「コアシェル型金属
微粒子担持MWCNT触媒によるアンモニアの電気化学的酸化」という題目で堂々とポス
ター発表を行い,見事優秀ポスター賞を受賞しました。

 

 

ハンドボール、サッカー、剣道、水泳、柔道で全国大会進出!

今年も、関東信越地区高専大会が開催され、全国大会に出場するチーム、選手たちが決定致しました。全国大会進出を決めた種目は、ハンドボール、サッカー、剣道、水泳、柔道になります。(大会実施順)今回は、これらの部をご紹介いたします。彼らに大きな拍手をお願い申し上げます。

ハンドボール部:地区3連覇

記念撮影中もチームメイトからいじられるMVP男8金子君

 全国高等専門学校ハンドボール選手権大会関東信越地区予選大会となる関東信越地区高等専門学校体育大会ハンドボール競技は平成24年7月1日(日)、法政大学多摩キャンパス総合体育館にて行われ、東京高専チームは苦戦しながらも、地区三連覇を果たし、今年も全国大会へ駒を進めました。

サレジオ戦で10得点!金子嗣弘君のゴールシーンは芸術的

 初戦はサレジオ高専戦、ここで活躍したのは2年物質工学科11金子嗣弘君、10得点をあげるだけでなく、守備でも好プレーを連発し、29-9の快勝となり、全国大会出場を懸け、長岡高専との試合に挑みました。

終盤の勝負強さが光った大会MVPの金子晶夫君

 長岡高専戦では、思うようにシュートが決まらず、前半を終え7-7のロースコアの展開、後半も10分過ぎまで長岡高専に逆転を許すなど苦しい展開でした。そんな厳しい試合で輝きを放ったのが3年情報工学科金子晶夫君でした。この試合で8得点、後半だけで6得点をあげ、大会MVPにも選ばれた8金子晶夫君の活躍で、攻撃のリズムをつかんだ東京高専は、終盤の猛攻で粘る長岡高専を振り切り、24-15で勝利し、全国大会の切符をつかみました。
全国大会は、平成24年8月21日(火)~22日(水)広島県呉市の呉市総合体育館(オークアリーナ)で開催されます。関東地区の代表として恥じない試合をしたいと思っておりますので、是非応援お願い申し上げます。

応援ありがとうございました

 写真は今年が最後の高専大会になる5年電子工学科の2人、元部長の長谷川雄也君(左から3人目)と今年度全国大会で主将に指名された小林哲也君(同4人目)です。応援いただいたご家族と記念の1枚です。

最後になりますが、地区大会にお越し頂いた選手のご家族の皆様、OBおよび後援会の皆様の応援に深く感謝申しあげます。ありがとうございました。

サッカー部:6年連続全国大会出場とハットトリック2人!

6年連続全国大会出場の偉業を達成したサッカー部

 平成24年7月6日(金)~8日(日)東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場にて、平成24年度関信越地区高等専門学校体育大会関東ブロックサッカー競技兼第41回関東高等専門学校サッカー選手権大会・全国大会予選が、本校主幹で行われ、東京高専サッカー部が、準優勝し、6年連続全国大会出場の偉業を達成いたしました。

ゴールをあげて、チームメイトと喜びを分かち合う鵜野君(写真中央)

 特に初戦の産技高専荒川戦では、14-0の快勝で、2人がハットトリックを達成!5年電気工学科柳沢俊一君が3得点、5年物質工学科鵜野弘平君はなんと4得点の大活躍でした。

ゴールを決める柳沢君

 準決勝の群馬高専戦でも、3-0で快勝、決勝の茨城高専戦は、0-6と敗れてしまいましたが、関東地区2位で見事全国大会出場となりました。また、大会優秀選手には5年機械工学科横関拓真君、4年電気工学科三浦夕人君が選出されました。

東京高専チームは、守備でも魅せました。決勝以外の2試合を0点に抑えたキーパー、今年が最後の高専大会となる守護神5年電子工学科羽場洋輔君にお話を伺いました。

東京高専の守護神羽場君

5年電子工学科羽場洋輔君
「DFの三浦君や福島君、ボランチの鵜野君や伊藤君がボールを奪ってくれたおかげで決勝以外に関しては、自分の仕事はほとんどしないですみました。全国大会は5年間の集大成として、まず1勝を目標にがんばっていきます。」

全国大会は、8月25日(土)~28日(火)に山口県で開催されます。会場は山口市の維新百年記念公園または山陽小野田市の山口県立おのだサッカー交流公園となります。東京高専にとっては、過去5年の全国大会で上げた唯一の勝利が、平成19年高知県南国市で山口県の徳山高専をPKで下した試合であり、山口県との相性は悪くありません。全国大会での活躍に、期待しましょう!皆様のご声援、よろしくお願いします。

剣道部:小林さん2年ぶりの全国へ

来年が楽しみな東京高専剣道部

 平成24年7月8日(日)に茨城県の茨城高専体育館にて、関東信越地区高専体育大会剣道競技が行われ、本校4年物質工学科小林瑠美さんが、厳しい決勝リーグを勝ち抜き、見事準優勝!全国大会の切符を手にしました。

全国をかけた最終戦、勝利を呼び込む面を決めた小林さん

 小林さんは、初戦こそおとしたものの、2戦目を制し、迎えた最終戦、勝った方が全国大会というプレッシャーのかかる場面、延長にもつれ込む熱戦を、見事な一本で勝利をつかみました。昨年は実験に追われ、高専大会に出場できなかった小林さん。2年ぶりの大会出場、ブランクを感じさせない見事な試合でした!!

その他、男子では、学校では寮長を務める4年電子工学科萩原千拡君、剣道部主将の2年情報工学科西原悠貴君が個人戦ベスト16に進出し、前学生会長の5年機械工学科内田敦士君も最後の高専大会で勝利するなど、実りの多い大会となりました。

全国大会は8月26日(日)に鳥取県立武道館にて行われます。一昨年の全国大会ではベスト16まで進出した小林さんの活躍への期待に胸は高鳴ります。
高専大会が終わっても、精力的に練習を続ける剣道部、来年は本校が地区大会の主幹となり、部員たちの士気も上がっています。皆様の変わらぬご声援、お願い申し上げます。

水泳部:大躍進!10種目で全国大会進出

大活躍の東京高専水泳部

 関東信越地区高等専門学校体育大会水泳競技が平成24年7月14日(土)東京辰巳国際水泳場で行われ、東京高専は、男子リレー2種目の完全制覇を含め、6種目で優勝!全国大会に、10種目で選手を送り込むことになりました。
男子200m自由形では、4年電子工学科五十嵐純太君が、今年も圧勝!これで通算3度目の優勝となり、特別表彰もゲットしました。その五十嵐純太君が昨年制した男子100mバタフライには、1年5組の竹越洋介君が登場し、4位に相当する好タイムの大会新記録で優勝!関東信越地区に新風を吹き込みました。竹越君は、男子男子200m個人メドレーでも3位に入り、高専大会デビュー戦を、鮮烈に飾りました。昨年は、2位で全国大会に出場した男子200m背泳ぎの2年電子工学科安藤佳輝君、男子200mバタフライの4年電子工学科塩津凌君は、今年は見事に優勝!特に水泳部部長を務める塩津凌君にとっては、長年地区で競い合った強力なライバルを下し、高専大会4年目でうれしい初優勝となりました。塩津凌君は、男子100m平泳ぎでも2位となり、今年も個人2種目で全国大会出場となりました。

4年生で特別表彰!殿堂入りを果たした五十嵐純太君

 また、五十嵐純太君の弟の1年1組五十嵐健太君は、男子200m平泳ぎで3位、塩津凌君の弟、2年電子工学科塩津勇作君は男子800m自由形で3位に入賞し、それぞれ兄弟そろっての全国大会を決める快挙を成し遂げました。
これらの強力メンバーを擁し、男子400mフリーリレーでは、安藤佳輝、五十嵐健太、竹越洋介、五十嵐純太組が、大会新記録で優勝、男子400mメドレーリレーも五十嵐純太、塩津勇作、竹越洋介、安藤佳輝組が圧勝し、リレー種目は東京高専チームが優勝を独占しました。
女子部員が少なかったため、総合得点では木更津高専に1ポイント及ばず2位となりましたが、地区大会で目覚ましい活躍を見せた東京高専水泳部に期待が集まります。全国大会は、 平成24年8月26日(日)、広島県広島市の広島ビッグウェーブ(屋内・長水路)にて開催されます。辰巳国際水泳場に勝るとも劣らない素晴らしい会場で繰り広げられる熱戦に期待が集まります。皆様のご声援よろしくお願い申し上げます。

柔道部:期待の1年生が全国へ

関東信越地区高等専門学校体育大会柔道競技が平成24年7月15日(日)に新潟県長岡市の長岡市市民体育館にて行われ、女子個人戦48kg級で、1年5組鈴木美華さんが、3位に入賞し、平成24年8月23日(木)山口県周南市のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで行われる全国大会に出場が決定致しました。
おめでとう鈴木さん!全国での活躍を期待しております。皆様もご声援お願い申し上げます。

山崎名誉教授が瑞宝小綬章を受章されました

本校名誉教授山崎慎一郎先生が平成24年春の叙勲において「瑞宝小綬章」を受章されました。
長年にわたり本校の教育研究に尽力された功績が認められました。
5月31日(木)にホテルオークラにて伝達式があり、その後皇居に移動して天皇陛下に拝謁されました。本校にとっても大変名誉なことです。

社会実装インターンプロジェクトに係る成果発表会等を開催

去る3月1日(木)、本校にて、今年度新たに取り組みを開始した社会実装インターンプロジェクトについて成果発表会を開催しました。この「社会実装インターンプロジェクト」は、人々の生活を豊かにするロボット等の開発に学生がユーザとともに取り組むもので、本校は、学生のコミュニケーション力やチャレンジ精神を涵養する新しい教育プログラムとして研究を進めています。

当日は、本校浅野准教授による概要説明、試作ロボットのデモ、学生による取組報告があり、その後、出席した他大学・他高専の教員、ユーザである地域住民も交えて、今後のプロジェクトのあり方等について活発な意見交換が行われました。

(左上)浅野准教授による報告/(右上)実証評価用スペース(社会実装スタジオ)におけるデモ/(左下)学生による報告/(右下)出席者との意見交換

本校教員の学会賞の受賞について

本校の木村知彦電気工学科助教が平成23年12月20日に実施されました電気学会制御研究会において、「観測雑音を伴う閉ループ系における制御対象の周波数応答推定」と題する発表を行い、平成23年度電子情報システム部門研究会奨励賞を受賞しました。この研究は、本校の松井電気工学科教授との共同研究によるものです。