電気工学科濱住教授が映像情報メディア学会の丹羽高柳賞「業績賞」を受賞しました

電気工学科の濱住啓之教授が平成29年度映像情報メディア学会の丹羽高柳賞「業績賞」を受賞しました。

映像情報メディア学会は、1933年に「日本テレビジョン学会」として設立され1996年に現在の名称になった学会です。

映像情報メディアに関する学理および技術の進歩と向上や普及を図り、わが国における映像情報メディアの発達に寄与することを目的とする学会です。

丹羽高柳賞は、写真電送装置を開発した丹羽保次郎氏、ならびに世界で初めてブラウン管を用いて電子映像表示に成功した髙柳健次郎氏らの功績を永く讃えるために設けられたもので、両氏および(財)髙柳記念電子科学技術振興財団からの寄付金により設立されました。

濱住教授は、高品質な音声信号を圧縮することなくそのまま低遅延で伝送できるOFDM(*)方式の業務用ワイヤレスマイクを世界に先駆けて開発し、実用化に大きく貢献しました。今回の「業績賞」は、この努力が評価されたもので、たいへん栄誉なことです。

 

(*)OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing の略。和文では直交周波数分割多重方式。

 

新保校長と電気工学科濱住教授