八王子市立第二小学校でウィンドカーの出前授業を行いました

実施日令和5年11月22日(水)
出前授業先八王子市立第二小学校
参加人数57人
テーマ名風に向かって走るウィンドカーを作ろう
担当教職員情報工学科 吉本定伸
備考情報工学科5年生5名

 小学校における理科教育の支援として、小学校3年生の理科「風とゴムの力」の単元に関連するテーマとして「風に向かって走るウィンドカーを作ろう」という出前授業を行っています。

 ウィンドカーはプラスチック段ボールや竹ひご、輪ゴムなどを利用し作成します。ウィンドカーには「かざぐるま」が取り付けられており、これを風の力で回転させることでその力をタイヤに伝え、風に向かって走ります。材料は、ホームセンターや身近にあるものでも実現できます。

 本出前授業では、学生の社会実装や地域貢献といった視点を踏まえ、情報工学科教員の指導のもと学生主体での出前授業が行われています。

 児童は、学生の説明を熱心聞き、非常に積極的に取り組んでいました。多少難しい部分もあったと思いますが、楽しみながらウィンドカーを作成していました。

 よく走るようにするには、いくつか確認、調整も必要になりますが、自分でいろいろ試してみたり、クラスメイトと相談をしたり、工夫しながら進めていました。

 小学校の先生方にもご協力頂き、無事に授業を行うことができました。ありがとうございました。

 出前授業では、児童と年齢の近い高専学生から教わることを通して、児童がより理科の分野に興味を持ってくれることを期待しています。

 学生に教わりながらウィンドカーを作る児童
 児童の机の上には作成したウィンドカー