本科4年生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました
令和5年12月14日(木)、本校が実施するアントレプレナーシップ人材育成プログラムの一環として、リブト株式会社代表取締役である後藤広明氏を講師にお招きし、本科4年生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました。
講演では、後藤氏が大企業から独立し起業した経緯、ピッチコンテストで受賞した「ポータブル内視鏡が実現する、最後まで口から食べる社会」のプレゼン紹介、ポータブル内視鏡の開発に着手したきっかけについてお話しいただきました。ピッチコンテストで大切なことは、応援してもらえるようにしっかり伝えることだと述べられました。
また、ビジネスの基本について、とても分かりやすくご説明いただき、「+α」を考え提案できる人になること、その「+α」が技術の発展につながることをお話しいただきました。
最後に、ご自身が取り組まれているNPO活動にも触れられ、エンジニアは工作ができるので、その知識で社会に貢献してほしいと学生に伝えていただきました。
講演後の質疑応答では、「会社を立ち上げる際に一番苦労した経験は何か」「ご家族がいるにもかかわらずリスクの大きい起業に踏み出した理由は何か」「起業するにあたり経営面のスキルはどこで具体的に学んだのか」などの質問がありました。
大企業とベンチャー企業どちらもご経験されている後藤氏の講演は、学生が今後のキャリアを考える大変有意義な機会となりました。