日野市立日野第四小学校で出前授業をおこないました

本校と日野市教育委員会との連携授業「理数授業特別プログラム」の一貫として、令和元年7月17日(水)に日野市立日野第四小学校にて出前授業「暗号のしくみを知ろう」を実施しました。通常授業時間の枠内で、6年生3クラス114名にクラスごとに実施しました。

まず、アイスブレークとして簡単な自己紹介と高専概要を説明した後、初めに世の中の簡単な暗号文紹介を説明しました。簡単な暗号例の実習として、型板と36マスから成る文字列を使用して暗号解読の体験実習を行いました。

次に、カエサル式暗号の暗号化ルールと複合化ルールをプログラミングのフローチャートを交えて説明、このルールの中に含まれる算数要素が暗号化のカギとなることを説明しました。この算数要素をもっと簡単化するために作られたスーパー暗号器を紙工作してもらい、班ごとのグループで教え合いながらカエサル暗号の暗号化と複合化を実習しました。

大半の児童が簡単な暗号読解もすぐに当てたり、スーパー暗号器も使いこなしたりして、まるで競争し合っているかのように先に解読しようと取り組んでいました。どのクラスも非常に前向きに授業に取り組んでいた様子が印象的でした。

日野市教育委員会との連携プログラムであり、本校としては理数系に興味を持つ児童を増やすきっかけになり、児童に本校の存在を知ってもらう動機になればいいと思います。