八王子小学校教員理科研修を実施しました。
平成30年7月27日(金)に本校で八王子市内の2年目の小学校教員を招き、理科研修を開催しました。
本研修には市内小学校20名の先生方にご参加頂きました。安全教育では、実験室内の危険を回避するため整理整頓や危険予測の重要性、薬品管理や器具取り扱いの注意等について講義され、「実験」に関する専門図書の紹介がありました。物理講座では、ガラスビーズ粉体によって人工的に虹を再現するものづくり体験や簡単なコイルを巻いて電磁石を製作し、棒磁石との引力・斥力を観察する実験を行いました。生物講座では、顕微鏡の取り扱い説明後、マガキの精子と卵子の観察や受精の観察実験を行いました。スマホを利用した手作り簡単顕微鏡も実習し、その場で顕微鏡写真も取ることができました。実験講座はどちらも受講された先生方からの感嘆の声が聞こえ、興味が湧く講座だった様子が伺えました。
受講後アンケートの結果からも、授業で役立てられそう、児童の興味関心の向上に役立ちそうとの意見が多く、ほとんどの先生方に「自身の理科実験の指導力向上につながった」と評価いただけたことは大きな成果であったと感じました。