学位取得について

本校専攻科は、平成27年度に大学改革支援・学位授与機構(以下「学位授与機構」という)から、特例適用専攻科(学士の学位の授与に係る特例の適用認定を受けた専攻科)として認定を受けました。これにより学位授与機構による試験が免除され、よりスムーズに学位を取得することができます。学位取得には以下の内容が審査されます。
  ①学位授与機構の定める修得単位に関する基準を満たしているか。
  ②学修総まとめ科目(専攻科 特別研究)において、学士課程4年間に相当する学修の総括が行われ、学士の学位の授与に値する学修の成果が得られているか。
 審査①については、専攻区分で定められた適用科目表を確認しながら基準を満たすように科目を選択し修得していけば、通常専攻科修了時には全員がこの基準を満たすことができています。また、審査②については、学修総まとめ科目として本校では特別研究を位置づけていますので、指導教員の指導を受けながら2年間研究に取組み、2年生の特別研究にて合格と認められれば、基準を満たすことになります。
 このように特例適用専攻科では、学位取得に特別な学習が必要というわけではなく、全員が無理なく基準を満たすことができる仕組みになっています。

 尚、本特例適用が適用されるには、「特例適用認定校」からの進学者、かつ認定された教育課程を修了した者の場合のみとなります。社会人からの入学者、「特例適用認定校」以外からの入学者で本科4・5年次の単位取得科目が本校の同区分学科4・5年科目に読み替えできない場合は、学位授与機構の学位認定試験を受ける方法(学位授与機構の「新しい学士への途」を参照)で学位を取得することになります。