令和3年9月29日
保護者の皆様へ
学生の皆さんへ
東京工業高等専門学校
校長 谷 合 俊 一
令和3年度の授業実施等について(10月1日以降)
現在、東京都に発出中の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が10月1日から解除される見込みとなりました。これに伴い、10月1日以降当分の間、本校の教育研究活動、課外活動及びこれらに関する感染防止対策を下記の方針で実施します。
直近の新型コロナウイルス感染者数は減少傾向にありますが、感染力の強い変異株は若い学生の皆さんにも感染リスクが高いと言われ、未だ油断できない状況が続いています。本校では引き続き十分な感染対策を実施しつつ教職員一体となって教育研究活動に取り組んでまいります。
保護者の皆様におかれましては、ご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、お子様の生活面や健康面のサポートをお願いいたします。
1.実施期間
・令和3年10月1日(金)から当分の間、下記のような方針で実施します。それ以降については、諸状況を踏まえ、追ってお知らせします。
2.対面授業と遠隔授業を組み合わせた学修機会の確保
・対面授業と遠隔授業を組み合わせて授業を実施します。両者の割合は概ね、対面授業7:遠隔授業3の割合で行います。
・クラス単位で週1~2日の遠隔授業のみの日を設定します。遠隔授業のみの曜日は学年や学科で異なるので、時間割を確認してください。
・寮生が遠隔授業を受ける場合は、自室のほか、自身の教室(5年生及び専攻科生は卒研室)、又は図書館のブラウジングコーナー、2階閲覧室・マルチメディアコーナーで受講することができます。
3. 授業の開始・終了時刻、昼休み時間等
・引き続き、昼食時の密集緩和のため、昼休みを12:00~13:20の80分に延長します。
・時限毎の開始・終了時刻、完全下校時刻は次のとおりです。
1・2限 8:50~10:20
3・4限 10:30~12:00
5・6限 13:20~14:50
7・8限 15:00~16:30
完全下校時刻 18:00
4. 課外活動及び教育研究活動等における時間短縮等
(1)課外活動(部活動・ゼミ活動等)
・下校時刻は18時とします。ただし、直近に公式大会等が予定されている場合、必要な手続きを経た上で、19時30分までの活動を許可します。活動が許可された場合の完全下校時刻は、20時00分とします。
・活動日は原則、平日2回に土曜日を加えた週3回以内とします。
(2)特別研究・卒業研究・社会実装プロジェクト・ものづくり実践工学・補講 等
・下校時刻は18時とします。
・必要な準備と手続きを経た上で、19時30分までの活動を許可します。研究活動等が許可された場合の完全下校時刻は、20時00分とします。
・学生の学会参加や学外での研究活動(社会実装含む)は、本校から公共交通機関(在来線)を利用して片道2時間程度の範囲で許可しますが、事業主催者の指示に従い行動してください。
(3)就職活動、進学指導
・就職活動や進学指導についての制限はありません。学級指導教員の指導の下、企業や主催者の指示に従い、十分留意して行ってください。
5.図書館の開館時間の短縮等
・図書館の閉館時刻は10月30日までの間、16時45分とします。それ以降については、諸状況を踏まえ、追ってお知らせします。
6. 感染予防対策の徹底
(1)基本的な感染症対策の励行
■ 自宅・寮の場合
・発熱等の風邪の症状がある場合は、登校せず静養してください。この場合は所定の手続き(公欠願の提出)を経て公欠扱いとします。
・毎日の健康状態を確認するため、登校前の検温、体調記録を行ってください。
・十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動の励行に努めてください。
■ 学校滞在中、登下校中
・発熱等の風邪の症状がある場合は、速やかに帰宅して静養してください。
・学校滞在中及び登下校中は、マスクを隙間なく正しく着用してください。(体育授業は除く)
・こまめな手洗い、うがい、手指の消毒や咳エチケットを励行してください。
・食事や水分補給時の際等、マスクを外したときは会話をしないでください。
・授業が終了したら、寄り道をせずに真直ぐ帰宅してください。
■ その他
・放課後や休日も人混みのある所への外出、複数人でカラオケ・会食・友人宅で遊ぶ等は厳に慎んでください。
・学生本人または同居のご家族がPCR検査・抗原検査等の検査を受けることとなった場合は、速やかに学級担任または学級指導教員に連絡してください。
・ワクチン接種及びその副反応で欠席する場合は、所定の手続き(接種を証明する書類(コピー)と公欠願等の提出)を経て公欠扱いとします。
(2) 集団感染リスクへの対応
・こまめな窓開けや換気扇の常時運転を行う等、教室や実験室等の換気を徹底してください。
・教室や実験室等に消毒用アルコールを設置しますので、入室時に手指消毒を徹底してください。
・コンピュータ演習室や学生食堂では、机上に仕切板を設置します。
・多くの学生が利用する校舎の共用部分は、専門業者による消毒作業を行います。