令和7年12月7日に開催された八王子学生発表会において、機械工学科・物質工学科の学生のグループがそれぞれ最優秀賞を受賞しました。
令和7年12月7日に開催された八王子学生発表会において、機械工学科5年・星野結生さん、物質工学科5年・加藤立拡さん、物質工学科3年・末松拓実さん、鈴木浬さん、仲林ゆりかさんのグループがそれぞれ最優秀賞を受賞しました。
星野結生さんの発表テーマは「レーザー加工と3Dプリンタを活用した実践的ワークショップの社会実装」。多摩地域の学校、自治体、スポーツ団体と連携し、小中学生向け製作体験イベントを企画・運営した取り組み、イベントには延べ1700名以上が参加しました。本受賞は地域教育への貢献が評価されたものです。
また、加藤立拡さんの発表テーマは「マイクロプラスチックにおける重金属の吸着機構解明 ― 吸着速度論モデルおよび吸着等温線モデルによる解析 ―」。現在地球上で問題になっている重要な環境問題であるマイクロプラスチックと重金属という二つの有害物質の挙動を追いかけたテーマでした。
物質工学科3年・末松拓実さん、鈴木浬さん、仲林ゆりかさんのグループの発表テーマは「パイナップル残渣を利用した排水処理への効率化のアプローチーブロメラインによるタンパク質分解」。食品廃棄物であるパイナップルの芯から抽出した酵素で水処理を行うという環境問題を一石二鳥で解決できる着想がユニークな研究でした。