物質工学専攻修了生が令和6年度東京大学総長賞を受賞

2020年度本校物質工学科を卒業し,その後2022年度物質工学専攻を修了された東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻修士課程に進学した小玉智恵さんの修士課程の研究「ヒト培養細胞の貪食能向上法の開発による細胞内共生メカニズムの解明」が2024年度東京大学総長賞に決定しました。東京高専で身に着けた基礎や技術があってこそです,と高専に受賞を報告に来られ,校長先生と元指導教員の伊藤篤子准教授と記念撮影を行いました。受賞した研究が進んだ発端は,「いつもとは違う培地を間違えて発注してしまったから」だそうです。「もったいないのでその培地を使ってみたら思わぬ発見につながりました」とのことです。現在,特許も申請しているとのことで,今後の発展と飛躍を期待しています。

左から樋口校長、小玉さん、伊藤准教授