学生による中学校プログラミング教育出前授業を実施しました

【実施日時】

日程 令和6年12月13日(金)

場所 八王子市立南大沢中学校(東京都八王子市南大沢3-7)

対象 中学2年生

講師 本校情報工学科 5年による教育支援グループ 7名

【概要】

 本校情報工学科では、授業「社会実装プロジェクト」や社会実装を軸とした「卒業研究」におけるテーマの一つとして、中学生や小学校6年生向けのプログラミング学習教材、教育手法について検討し、出前授業を実施しています。

 本取り組みは、八王子市教育委員会からの要請によりスタートし、文部科学省が示すプログラミング教育のねらいに即し、情報工学科教員の指導のもとに学生主体で行われています。

  八王子市内の小学校では「マイクロビット(micro:bit)」と呼ばれる小さなコンピュータが導入されています。プログラミング出前授業はマイクロビットを活用した内容とし、アクティブラーニング要素を踏まえた体系的な授業を通して、児童生徒が興味を持って楽しく学べることを目指しています。

【授業内容】

 今回の授業は技術の時間2校時で実施しました。2つのマイクロビットによる無線通信や加速度センサーを使い、ラジコンカー(コントローラーと車)のプログラミングを題材として計測・制御のプログラミングを意識した形としています。

 限られた時間の中で難しい部分もあったと思いますが、生徒らは真剣に授業に取り組んでくれていました。最後には自分たちでラジコンカーの動作を工夫したプログラミングを行い、楽しみながらプログラミングを行っていた様子でした。

  この出前授業では、年齢の近い高専生が講師となり間近でやりとりしながら授業が行われることから、情報分野や将来のエンジニアに興味持ってくれることも期待されます。