日本環境学会第32回環境化学討論会にて学生賞受賞

環境化学物質3学会合同大会として2024年7月2日から5日に広島県JMSアステールプラザで開催された第32回環境化学討論会にて、物質工学科5年西原凜奈さんが「フミン酸と農薬および短鎖PFASの相互作用による生態毒性の変化」の発表を行い、学生賞を受賞しました。近年、問題となっている有機フッ素化合物を含む環境汚染物質が及ぼす生態系への影響を評価した研究でした。

この賞は35歳以下の若手研究者や大学院生、学部生の中で優秀な発表として選ばれるものです。選考基準は研究の重要性、解決すべき課題、研究目的が明確であることを総合的に勘案して評価されます。内容もさることながら発表態度や質疑応答が的確であることも求められます。高専本科生でありながらこのような賞を受賞できたことは、西原さんの普段からの研究に対する真摯な姿勢があったからと思われます。