本科5年生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました

令和5年11月16日(木)、アントレプレナーシップ人材育成プログラムの一環として、「アントレプレナーシップ -私の会社員経験の共有-」と題した講演会を、5年生の学生を対象に開催しました。

今回は、オプテス代表取締役社長、日本ゼオン株式会社管理部長などの要職を歴任され、現在はゼオン化成株式会社取締役の赤谷晋一氏(本校工業化学科卒業生)を講師にお迎えしました。赤谷氏は、新しい技術を開発し、第17回「青木固」技術賞、第2回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞、第65回大河内賞 大河内記念技術賞を受賞されています。

講演の前半は、受賞技術の光学フィルムについてご紹介いただきました。後半はご自身の経験談、大切にしているものについてお話しいただきました。
開発には大きなブレイクスルーが必要で、そのためには自分の可能性を信じ実践であきらめないことが大切であり、さらに技術で勝つためには、ひとつの成功に満足することなく顧客のニーズに合わせて技術を積み上げていくこと、人より一歩先の未来を読むことが必要であると教えていただきました。

新しい技術を開発し、会社経営をご経験された赤谷氏の講演は、自分のキャリアについて考える有意義な時間となりました。