本科1年生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました
令和5年11月2日(木)、本校が実施するアントレプレナーシップ人材育成プログラムの一環として、本科1年生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました。
今回は、株式会社コスモ計器の代表取締役社長である古瀬智之氏を講師にお招きし、起業とは何か、事業とは何か、働くのは何のためか、起業家・経営者の世界観、起業家精神についてお話しいただきました。
古瀬氏は、製品の空気の漏れを検査する「エアリークテスター」を手掛ける株式会社コスモ計器の代表取締役として活躍する傍ら、地域産業活性化組織「サイバーシルクロード八王子」の会長を務め、農商工連携による新たなビジネスチャンスや新産業の創出に取り組まれています。経営者そして様々な要職のご経験から、事業を成功させるための条件や働くうえで大切なことを教えていただきました。
最後に、「自分の技術・考案で、世の中を変える、世の中をよくしていく、人々を幸せにする、という精神を持ち続けてほしい」と学生たちにエールが送られました。
講演に引き続き行われた質疑応答では、学生から「企業経営で一番大切にしていることは何か?」「起業は1人より複数の方が成功しやすいか?」「手段が目的にすり替わってしまった時はどうしたらよいか?」など多くの質問があり、ひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。
メモを取りながら熱心に聴講する姿や活発な質疑から、学生たちの関心の高さがうかがえる講演会となりました。