八王子市立高嶺小学校で出前授業を行いました

実施日令和5年1月24日(火)
出前授業提供先八王子市立高嶺小学校 6年生
参加人数54人
テーマ名顕微鏡を作って小さい物を観察してみよう
担当教職員物質工学科 伊藤篤子、教育研究技術支援センター 藤野宏

 八王子市立高嶺小学校6年生の児童に出前授業「顕微鏡を作って小さい物を観察してみよう」を実施しました。

 透明ビーズを紙にはさみ固定し、1人1台のタブレットのカメラにつけることでタブレット顕微鏡が完成します。作ったタブレット顕微鏡で「ハエの足」プレパラートを用い観察の練習をしました。関節やとげ、毛がたくさん生えている様子や光の当て方で見え方が変わり観察しやすくなることを確認しました。

 次にヒトの細胞(自分の口腔粘膜細胞)を観察するために綿棒を使って自分の細胞を採取、染色しました。ハエの足と違って小さいので苦労しながらもスマホ顕微鏡で観察しました。更にタマネギを観察し、動物と植物の細胞を比較しました。

 アプリで画像を共有しながら生物の共通性(細胞からできている)と多様性(動物と植物の違い)を実感しました。