第11回社会実装教育フォーラムを開催しました

 令和5年3月3日(金)・4日(土)に、第11回社会実装教育フォーラムを対面開催し、全国の14高専から47チームの参加がありました。この社会実装教育とは、本校が中心となり全国の高専で実践されているプログラムで、学生が自ら社会の課題を確認し、解決に向けたプロトタイプを試作し、ユーザに使用して貰い評価いただいた後、その内容を反映した改良を繰り返し行い、完成度を高めていく過程を行うものです。

 学生が実践した社会実装の発表の場として、毎年3月に本校にて社会実装教育フォーラムを開催し、様々な取組の内容を発表しています。

 今年度1日目の3日は第一体育館を会場に「ファーストステージ」としてショートオーラル発表とポスター発表を行いました。ポスター発表は、一部オンラインでの参加チームもありましたが、会場では審査員や参加学生との活発な質疑応答がありました。

 2日目は会場を大講義室に移し、1日目の「ファーストステージ」から選ばれた上位8チームがプレゼンテーションを行う「ファイナルステージ」を実施しました。その結果、今年度の最優秀社会実装賞は、東京09チームに決定しました。取組テーマは、「保育園向け電動アシストカートの開発」で保育園児をカートで移動する際の保育士の負担軽減をはかるシステムです。その他、各賞の受賞チームは、こちらからご確認いただけます。

 ファイナルステージ発表後は国立高専機構の谷口理事長より講演をいただき、盛況の内に閉会となりました。

1日目 ファーストステージの様子
2日目 ファイナルステージの様子