八王子市立別所中学校で出前授業を行いました

 

実施日 令和4年2月18日(金)
出前授業提供先 八王子市立別所中学校
参加人数 2年生 140人
テーマ名 マガキを用いた心拍計測実験
担当教職員 物質工学科  伊藤篤子

教育研究技術支援センター 向川拓臣、中村源一郎

 

別所中学校2年生4クラスの生徒を対象に、出前授業「マガキを用いた心拍計測実験」を各クラス1コマ50分で実施しました。

教科書で学習した「心臓による血液の循環」を復習し、マガキとヒトとの心臓循環の共通点と相違点を示しながらマガキの心拍を観察しました。途中、アドレナリン(ヒト等交感神経分泌神経伝達物質)を添加し、マガキ心拍が変化する様子も観察しました。

まずは自分の1分間の心拍を手首の脈で確認後、マガキの貝柱の下側にある空間(囲心腔)にあるウサギの耳のような心臓を観察しました。とても大きなカキを使ったので、個体差はあるものの比較的すぐに心臓を見つけることができました。タブレットを持参し、学校を休んでいる人に中継する人、心臓をより拡大して観察する人、録画する人など各人が機器を有効に活用する様子も見られました。