調布市科学センターで出前授業を行いました
実施日 | 令和3年11月6日(土) |
出前授業提供先 | 調布市科学センター |
参加人数 | 調布市科学センター所属の調布市内の小学5,6年生 28人 |
テーマ名 | ①実験廃水を化学の力で浄化してみよう
②ミネラルウォーターの硬度を求めてみよう |
担当教職員 | 技術専門職員 雑賀 章浩 ・ 技術専門職員 藤野 宏 |
調布市科学センター主催、調布市科学センター所属の小学5年生と6年生を対象とした出前授業、「実験廃水を化学の力で浄化してみよう」と「ミネラルウォーターの硬度を求めてみよう」を実施しました。両講座とも、グループで協力して実験操作を進めていくことの楽しさと作業が熟すことの充実感を感じ取ってもらえるような講座を企画しました。
「実験廃水を化学の力で浄化してみよう」では、色の変化を伴う沈殿生成から、有害固形物を取り除くためのろ過操作、塩基性溶液へ希塩酸を添加させて起こる中和反応、活性炭素への色素吸着反応まで、一連の化学的手法を通して実験廃水の浄化過程を体験します。参加者は、作業を重ねるごとに溶液の色や物質の状態が変わって浄化が進んでいく様子を実感していました。
「ミネラルウォーターの硬度を求めてみよう」では、濃度測定の専門的な手法である滴定操作を体験します。市販のミネラルウォーターのペットボトルのラベルに表示されている硬度値と、測定で求めた硬度値があっているかどうかの答え合わせを行いました。