機械工学科 堤准教授が日本設計工学会の秋季大会にて優秀発表賞を受賞しました

日本設計工学会の秋季大会(2019年9月13日・14日)にて、本校機械工学科の堤博貴准教授の「バイラテラル制御でシンクロ動作する大小2つのパラレルリンクロボットの設計・開発」の発表が優秀発表賞を受賞いたしました。

この賞は、設計工学の分野における学術研究および教育の成果の公開、発表を奨励することを目的として、同学会が主催する研究発表講演会において優秀なる研究発表を行った登壇者を表彰したものです。

本研究はまったく機械的につながっていない大・小2つのアームロボットがシンクロして動作することを目指したもので、小さなロボットの動きを遠方に離れた大きなロボットが再現し、小さな動きを大きな動きに拡大することができます。近年、コロナウイルス感染症対策として遠隔での様々な作業が求められているなか、本システムでは遠隔での機械の操作が簡単にできるようになるため、産業分野での応用が期待されます。

また、本研究は、本校がインターンシップや社会実装教育の協力企業であるマイクロテック・ラボラトリー株式会社の協力のもと、製作がなされました。

堤准教授(左)と新保校長(右)

 

パラレルリンクロボットの動き