新学期の日程(入学式・学生寮の開寮日・授業開始日)の延期についてのお知らせ(2020.4.6追記あり)

令和2年3月31日

 

保護者の皆様へ
学生の皆さんへ

東京工業高等専門学校
校長  新 保 幸 一

 

令和2年度の授業開始日の変更並びに入学式の延期について

 

東京高専は、新型コロナウイルス感染症対策のため、3月2日(月)から臨時休業を実施して学生の登校を原則として禁止し、春季休業期間(3月23日(月)~4月5日(日))も同様の対応を続けています。

また、令和2年度の新学期の開始に向け、文部科学省並びに東京都教育委員会が公表したガイドライン等を参考に、感染症予防策の徹底、教室換気の励行、密集状況の緩和等の実施を前提とする授業開始に向けた準備を行ってきました。

しかしながら、ここ数日の間に、東京都における感染者数が大幅に増加するなど、本件に関する状況が大きく変化しています。また、登下校に混雑する電車を利用する学生が多いこと、約200名が集団生活を行う学生寮があること等、本校特有の状況への対応も求められています。

 

本校では、このような状況を総合的に検討した結果、令和2年度の授業開始日を5月11日(月)まで繰り下げることとしました。これに伴い、4月6日(月)の入学式を5月7日(木)に、4月5日(日)の開寮を5月6日(水・振替休日)に延期することとします。

新入学生及び同保護者の皆様には、3月25日付で入学式の規模縮小に関するお知らせを発出したばかりであり、短期間で延期のお知らせを出すこととなり誠に申し訳ございません。寮生及び寮生保護者の皆様にも、同日付で開寮日や健康管理のお知らせを出したばかりであり、重ねてお詫びいたします。

この度の授業開始日等の変更により、保護者及び学生の皆様に多大なご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。学生及び教職員等の健康と安全を最優先に考えた措置であることをご理解いただき、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

なお、新型コロナウイルス感染症に関する状況は日々変化しており、今後の状況によっては、これらの対応をより強化もしくは延長する場合があります。

学校からの情報(ホームページ等)にご留意いただきますようにお願いいたします。

 

 

1.新学期の日程変更について

授業開始日の繰り下げと、これに伴う入学式の延期、開寮日、新1年生校内オリエンテーションの変更は、下記のとおりです。

なお、教科書販売(4月9日)と定期健康診断(4月16日)は変更なく、当初の予定日に実施しますのでご注意ください。教科書販売の方法は変更定期健康診断は延期します。(2020.4.6追記)

 

学生寮の開寮     4月5日(日)      → 5月6日(水・振休)

入学式        4月6日(月)            → 5月7日(木)

新1年生校内オリエンテーション 4月7日(火)~9日(木)  → 5月8日(金)

教科書販売      4月9日(木)      →    変更なし 対面販売から郵送販売に変更(2020.4.6追記)
(新1年生を除く)

授業開始日      4月10日(金)     → 5月11日(月)

定期健康診断     4月16日(木)     →  変更なし 延  期(2020.4.6追記)

新1年生は、定期健康診断の日(4/16)が登校日となります。 →登校の必要はありません(2020.4.6追記)
新2~5年生は、教科書販売・ホームルーム(4/9)及び定期健康診断(4/16)が登校日となります。 →登校の必要はありません(2020.4.6追記)
遠方などこの日程に来られない学生は、別紙 (PDF 82.35KB)をご確認ください。

 

2.感染症予防策の徹底

(1)学生自身の対応

① 授業開始日までの間も、手洗い、咳エチケットの励行に努めてください。
(参考)咳エチケット(首相官邸ホームページより)

② 毎朝検温するなど健康管理に努めるとともに、発熱等の風邪の症状がみられるときは、無理をせずに自宅等で休養してください。

③ 保護者の皆様は、お子様の健康観察をお願いします。発熱等の風邪の症状がみられる時は学校へ連絡してください。

 

(2)集団感染のリスクへの対応

① 不要不急の外出を控えるとともに、外出する場合においても、感染リスクが高まる3つの条件(1.換気の悪い密閉空間、2.多くの人が密集する状況、3.近距離での会話や発声)が同時に重なる場を避ける行動をとってください。

② 自宅等ではこまめな換気を行うとともに、空調や衣服による温度調節を含めた温度管理に努めてください。

 

3.課外活動及び学外での教育研究活動について

課外活動及び学外での教育研究活動については、臨時休業及び春季休業中と同様の対応を続けることとします。

(1) 学外を含め課外活動(部活動・ゼミ活動等)は、中止します。

(2) 学生の学会参加や学外での研究活動は、原則見合わせとします。

(3) 正課活動(卒業研究、社会実装プロジェクト等)の一環としての学外訪問は、原則見合わせとします。

(4) 就職活動については制限しませんが、学級指導教員の指導の下、企業・主催者側の指示に従い、十分留意のうえ行ってください。

 

4.学生又は教職員等の感染が判明した場合について

(1) 学生又は教職員等の感染が判明した場合

① 校長は、当該学生について、出席停止の措置をとることとします。

② 校長は、他の学生が濃厚接触者にあたると特定された場合は、出席停止の措置をとることとします。

③ 校長は、当該教職員等について、就業を禁止します。

④ 校長は、他の教職員等が濃厚接触者にあたると特定された場合は、就業を禁止します。

⑤ 校長は、所轄の保健所等と連携し、当該感染者の症状の有無、学校内における活動状況、接触者の多寡、地域における感染状況、感染経路の明否等の確認を行います。

⑥ 校長は、これらの点を総合的に考慮し、同保健所等及び国立高専機構本部と相談の上、臨時休業の実施の有無、規模及び期間を判断します。

 

(2) 濃厚接触者を把握した場合(同居家族等の感染が判明した場合)

① 保護者の皆様は、同居家族の中に感染が判明した方がいる場合など、学生が濃厚接触者であることを把握した場合もしくはそのおそれがある場合には、速やかに学校へお知らせください。

② 校長は、保護者や学生から、濃厚接触者である旨もしくはそのおそれがある旨の連絡を受けた場合は、当該学生の居住地域を所管する保健所に連絡し、今後の対応の確認を行った上で、出席停止の有無を判断します。

③ 校長は、教職員等や同居家族から、濃厚接触者である旨もしくはそのおそれがある旨の連絡を受けた場合は、当該教職員等の居住地域を所管する保健所に連絡し、今後の対応の確認を行った上で、就業禁止の有無を判断します。

④ これらの場合、原則として臨時休業は行いませんが、保健所の助言を参考に、必要に応じて実施を検討する場合があります。また、必要に応じて、他の学生及び教職員等の健康観察を行います。

 

【本件に関するお問合わせ先】
東京工業高等専門学校 総務課長
TEL 042-668-5111
E-mail tnct@tokyo-ct.ac.jp