八王子市立由井中学校にて出前授業をおこないました

外部講師を招いて普段の理科の授業以外のことを学び、生徒の理科や数学に対する興味の芽生えの促進を目指す企画、スーパーサイエンステクノロジー授業(SST授業)が、令和元年6月15日に八王子市立由井中学校で開催されました。全9講座が開催される中、本校からは「暗号のしくみを知ろう」の出前授業を開講しました。
対象は由井中学校2年の2クラスで参加者は合計54名です。1回あたりの講座時間は75分であり、サンドルフ伯爵の型紙、カエサル暗号、ヴィジュネル暗号を取り上げ、特にカエサル暗号についてはワークも行いました。最後に世の中で実際に使われている暗号のしくみとしてRSA暗号の説明を行い、このような技術が数学によって成り立っていることを説明しました。
受講生徒からは、世の中で何げなく使われている技術が数学によって支えられていること、暗号の基本的な仕組みが理解できたことなど、様々な発見があったことがアンケートから分かりました。
今回のことがモチベーションとなり、さらに数学や理科に興味を持ってもらえれば幸いです。