調布市科学センターにて出前授業をおこないました。

理科好きの小学生5、6年生約50名を対象とした調布市科学センターの科学実験イベントに化学実験講座の「ドライアイスを使った実験」と「化学の力で水を浄化する」2テーマをおこないました。
1つ目のテーマでは、液体窒素の冷却作用で作ったドライアイスと液体酸素の性質を確認する実験をおこないました。液性の変化を視覚的に捉えることができる指示薬を扱ったり、液体酸素が磁石へ引き寄せられる様子を観察したりしました。
2つ目のテーマでは、実験廃液を3段階の化学操作(重金属の除去、中和反応、色素の除去)を通して浄化していく実験をおこないました。鮮やかな色の変化や化学反応、物理的な現象をわかりやすく観察できる場面が多く、感動の声を上げる子どももいました。
参加した小学生もこちらの指示をよく守って実験操作に取り組んでくれたため、特に危険な事象が発生することもなく、普段の授業では経験できないような貴重な時間を提供することができました。
本校から比較的近隣の市へ住む理科好きの子ども向けの出前授業(周知活動)はたいへん意義深いと思われ、次年度も是非続けていきたい活動です。