社会実装教育の拠点となる新校舎「コラボレーション・コモンズ」の完成披露式を挙行

東京高専ではこのほど、文部科学省の施設整備費補助金により新校舎「コラボレーション・コモンズ」を建設し、行政機関や地元の産業界、近隣の大学・学校などから来賓を招き、平成31年1月8日(火)に完成披露式典を挙行しました。

新校舎は、東京高専が高専教育改革の一環として、次世代を担う技術者の育成を目指して取り組んでいる「社会実装教育」の拠点となります。

「社会実装教育」とは、学生が社会の様々な課題に対するプロトタイプを試作し、実際に企業や公的施設で使用して評価を受け、その結果を改良に反映させるという一連の体験から、自ら考え行動することができる技術者を育成する教育プログラムです。

新校舎の完成披露式では、新保幸一校長の挨拶の後、地元の萩生田光一衆議院議員をはじめ、文科省の山﨑雅男技術参事官、八王子市の安間英潮教育長から、新校舎で新たに取り組む社会実装教育や産学官連携への期待を込めた祝辞があり、国立高等専門学校機構の谷口功理事長から謝辞が述べられました。

式典に続いて行われた施設見学会では、社会実装教育で取り組んだ学生の研究発表をはじめ、ロボットコンテストやプログラミングコンテストの全国大会へ出場した成果についてのデモンストレーション、さらに、学生が開発した、スポーツ選手とシンクロする体感型スポーツ観戦システム「シンクロアスリート」の紹介と試乗体験が行われました。

高専生の日頃の取組成果を見学した来場者は、高専生の技術力や研究力の高さにあらためて驚いた様子で、今後の社会実装教育へ大きな期待が寄せられました。

 

祝辞を述べる萩生田議員

祝辞を述べる山﨑技術参事官

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝辞を述べる安間教育長

謝辞を述べる谷口理事長

 

 

 

 

 

 

 

 

挨拶する新保校長

テープカットで完成を祝う