本校卒業生が太陽エネルギー学会学生奨励賞を受賞
5月30日に東京理科大学森戸記念館にて、2016年度太陽エネルギー学会学生奨励賞の表彰式が行われました。その中で2016年11月に開かれた平成28年度日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー協会合同研究発表会にて発表した城石研新堀君(当時本校物質工学科5年生,現首都大学東京3年生)の講演論文が優れているとして、学生部門にて奨励賞を授与されました。
この論文は「4,4′-bipyridineを架橋配位子とした金属有機構造体を用いた非白金系酸素還元触媒の開発」という固体高分子形燃料電池の触媒に関する論文です。
固体高分子形燃料電池には現在白金が使われていますが、資源量が少なく、価格も高いため普及の妨げになっています。新堀君の論文は、白金を使わない高活性な酸素還元触媒を開発し、酸素還元メカニズムの謎に迫りました。
受賞した新堀君