
10月11~12日に松江高専を主管校として第36回全国高専プログラミングコンテスト(プロコン)が島根県松江市のくにびきメッセで開催されました。高専プロコンは課題・自由・競技の3部門で構成され、課題部門と自由部門は予選を突破したそれぞれ20チーム、競技部門は各高専より1チームが本選に参加しました。
本校からは自由部門2チーム、課題部門1チーム、競技部門1チームが応募し、課題部門1チームと競技部門の1チームが予選を通過して本選に進出しました。
今年度の競技部門は「エ。ー縁結びの誘導についてー」というテーマのパズルゲームで、チームはできるだけ少ない手順で得点の高い盤面を完成させるAIを開発し,その正確性や効率性を競います。東京高専競技部門チームは、1回戦,準決勝と全チームの中で最も良い成績で勝ち上がり,決勝戦は惜しくも僅差で敗れたものの、見事準優勝及びDMM.com企業賞を受賞しました。
課題部門は「ICTを活用した環境問題の解決」がテーマで、東京高専チームは、山岳地帯や災害現場の監視・点検業務のための六脚ロボットを開発しました。プレゼンテーション、デモンストレーションともにチームワークを発揮しましたが、惜しくも上位入賞はならず敢闘賞という結果でした。東京高専からはサポートメンバーも含めて多くの学生が本選に参加し、企業の方や他高専の学生と積極的に交流している様子が印象的でした。
なお、準優勝した競技部門チームは、2026年3月にベトナムで開催されるNAPROCK国際プロコンに参加します。引き続き、応援をよろしくお願いします。
大会の様子は公式Webサイトからご覧いただけます。
https://www.procon.gr.jp
全国高等専門学校プログラミングコンテスト OFFICIAL WEBSITE