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物質工学科の学生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました

物質工学科の学生を対象にアントレプレナーシップ講演会を開催しました

令和5年11月13日(月)、本校が実施するアントレプレナーシップ人材育成プログラムの一環として、日刊工業新聞社本社編集局科学技術部記者の飯田真美子氏(本校物質工学科卒業、物質工学専攻修了)を講師にお迎えし、「高専発のスタートアップ創出が”今”求められる理由」と題し、物質工学科の学生を対象とした講演会を開催しました。

講演の前半は、ご自身の学生時代のエピソード、新聞記者になるまでの経緯、現在の仕事内容についてお話しいただき、後半では、取材を通して考える高専発スタートアップの強みについて、記者の目線からお話しいただきました。

飯田氏は、科学記者 ‘’一般の人に科学をわかりやすく伝えるサイエンスコミュニケーター‘’として、主に宇宙分野を取材し、大学や研究機関、高専で取り組む研究開発および文部科学省が進める政策に関する情報を国民に伝えておられます。仕事に生かされていることは、高専で学んだ専門知識や忍耐力であり、取材の際は、高専出身であることを前面に出しているとのことです。高専生の強みは、技術を持っているためアイデアをすぐにカタチにできることではないか、と述べられました。
アイデアが浮かんだらコンテストに出るのも一つの道であり、社会課題に目を向けて解決する方法を考えることは起業にかかわらず重要であること、起業に関する知識や考え方を高専時代に学ぶことは将来のプラスになることをご説明いただきました。様々なものに触れて視野を広げることが大切であり、そのための具体的な方法も教えていただきました。

講演後の質疑応答では、「起業を考える高専生の課題点は何か」「異分野への就職における困難をどう乗り越えたのか」などの質問が寄せられました。「高専生は経営に必要な知識が浅いので、経営についても学ぶと良いと思います。また、異分野への就職については、異分野といっても必ずどこかにつながりがあるので、それを見つけて自分自身とつなげています」とお答えいただきました。

高専発スタートアップが期待されている理由を知る、大変有意義な講演会となりました。