相模原市立中野中学校で出前授業を行いました

平成30年10月3日に相模原市立中野中学校にて2年生の3クラスに向けて「マガキを用いた心拍計測実験」の出前授業を行いました。

理科室に入るなり、マガキから発せられる臭いに「うわ!」、殻をあけて実験台に準備されたマガキに「うぇ!?」と声をあげる生徒さんたち。貝柱のすぐ下の二枚の膜を切ると見える心臓の位置を説明し、机を回って実際に心臓を観察.自分たち人間と同じように拍動する心臓をみて、「動いているよ....」と見入る生徒さんたちが多くいました。アドレナリン(興奮物質)の作用も確認してグラフをつくり、脊椎動物と無脊椎動物、ずいぶんと違う生き物のように見えるけれども、共通の生きる仕組みがあることを実感していただきました。

実験後に協力いただいたアンケートでは、「面白かったですか?」の問いに対し多くの方が「面白い」、「やや面白い」と答えてくれました。また「心拍を見るのは小さな変化ですが,それに気づくことができた」「普段見られないものをみられて楽しかった」という声をいただけました。この後、実際の授業で「心臓の仕組み」を学習するので、ぜひ、今回の実験経験を生かしてもらいたいです。