高専とは

中学卒業後すぐに入学できる理工系カレッジで、国立の学校が全国に51 校あります。
大学・短大などと同じ高等教育機関ですが、高等専門学校は中学校卒業で入学でき、修学年限は 5 年間です。
一般科目と専門科目を効率的に学び、5 年間の一貫教育で、大学より2 年早く卒業できることになります。
1 学級40 名という少人数教育の特色を生かし、充実した教育内容を提供しており、特に実験・実習を重視し、理論と実践を兼ね備えた技術者を養成しています。
東京高専ならではの魅力
- 組み込み開発の学習が非常に盛ん
- 関東地区を中心とする
工学系大学に編入学できる - インターンシップに全員が参加
- 東京なのに回りに自然がいっぱい
- 秋葉原まで電車で一時間
アドミッションポリシー

- 理数科目が好きで、それらの科目の成績が優秀である。
- 科学や技術の分野で新しいことを学びたいという学習意欲がある。
- ものづくりに興味があり、新しいものを作りたいと考えている。
- 英語でのコミュニケーション能力の習得に熱意がある。
- 仲間とともにグループ作業ができる。
- 自覚的な行動ができる。
- 規則正しい生活と、毎日の自発的学習ができる。
どうやったら入れるの?
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東京高専に入りたい!!
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どの位の倍率なの?
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入試でどんな問題が
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(外部リンク)
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ロボコン
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストは、発想力と独創力を合言葉に毎年開催されています。
コンテストには、全国の高等専門学校63校が全て参加します。
本校ロボコンゼミは関東信越地区から全国大会を目指します。 -
プロコン
全国高専プログラミングコンテストは、略して高専プロコンといいます。
平成28年度に開催されたプロコンでは、課題部門で最優秀賞・文部科学大臣賞、競技部門で準優勝を受賞しています。その他にも、過去に優秀賞・文部科学大臣賞を6回受賞しています。 -
マイクロソフト・イマジンカップ
世界的な学生プログラミング・コンテスト。
平成24年には、ソフトウェアデザイン部門にて日本大会優勝、世界大会準優勝の成績を収めています。 -
英語プレゼンテーション
コンテスト英語教育にも力を入れている本校では、学内でスピーチ・レシテーションコンテストを開催し、スピーチの優れている学生を選抜し関東信越地区高専英語弁論大会に出場しています。
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くぬぎだ祭
東京高専では、毎年くぬぎだ祭と呼ばれる文化祭を開催しています。
毎回テーマに沿ったイベントや飾りつけで実行委員を筆頭に全学生が一丸となり、くぬぎだ祭を盛り上げています。 -
国際交流
毎年行われるフィンランド ヘルシンキポリテクニクとの学生交流やマレーシア、インドネシアからの外国人留学生を受け入れています。
そういった活動の中で、国際的視野を獲得し、専攻科では海外インターンシップを希望する学生も増えてきています。 -
インターンシップ
4年次の必修科目です。
これまで座学で学んでいたことがどのように実際の仕事に用いられているのか知ることが出来ます。社会人として働くということを実感できる貴重な経験として、学生からも大変好評です。
年間スケジュール

学校生活の様子
- Q. 卒業後の進路を教えてください。
- 高専卒業後の進路は、就職と進学の比率がほぼ同数となっています。進学は主に編入試験等を経て、大学の3年次に編入学します。
主な就職先…NHKメディアテクノロジー、NTTコミュニケーションズ、国際ソフトウェア、JR東海、セイコーエプソン、全労災システムズ、日本システム開発、日立製作所、富士通
主な進学先…東京工業高等専門学校専攻科、東京大学、東京工業大学、茨城大学、筑波大学、千葉大学、電気通信大学、東京農工大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学 - 就職に関してはこちら
- Q. 専攻科とは何ですか?
- 専攻科は、5 年間の一貫教育の後に続く 2 年間の教育課程で、より専門的な工学を学びます。
機械情報システム工学専攻、電気電子工学専攻、物質工学専攻の3専攻があり、定員は全体で 20 名と少数制のため、指導教員によるきめ細かな指導を受けることができます。
専攻科生は、修了のための所定の単位数(62 単位以上)を修得すると、大学卒業と同じ学士の学位を取得することができます。 - 専攻科に関してはこちら
- Q. 主にどの地域から通学している学生が多いですか。
- 八王子市内から通学する学生が一番多いですが、次いで相模原市、横浜市、日野市、多摩市、調布市、府中市など、JR中央線や京王線沿線地域が多くなっています。また、東京23区、埼玉県、山梨県、神奈川県などの広い範囲から通学している学生もいます。
1000人いる学生の内、約8割の800名以上が最寄駅である、京王線「狭間駅」まで電車を利用して通学しています。狭間駅から本校までは、徒歩約5分です。残りの2割は、自転車を利用している学生と学校の敷地内にある「くぬぎだ寮」の寮生が占めています。 - アクセスに関してはこちら
- Q. 自宅が遠方の場合も東京高専に通うことはできますか?
- 学寮である「くぬぎだ寮」は、学校の敷地内に併設されています。自宅からの通学が困難な学生のために男子寮と女子寮が整備されており、現在約190名(うち女子は30名弱)の寮生が寝食をともにしています。寮では先輩寮生の学習支援があり、勉強する環境も整っています。なお、部屋代や食事代等で年間約40万円の経費が必要です。
- 寮に関してはこちら
- Q. どんな教科書を使って、授業をしていますか?
- 1年次に利用する数学の教科書と問題集はこちらです。
「基礎数学」森北出版
「基礎数学問題集」森北出版
1年から3年で学ぶ数学の内容、授業時間数は、いわゆる進学高校普通科と同じものを学びます。内容の構成・順序は、専門科目との関係などもあり、進学高校普通科の教育課程とはちょっと違います。
具体的には、本校1年生において、数Ⅰ・数Aの約6割、数Ⅱ・数Bの約3割、数Ⅲの約1割を学ぶことになります。 - その他授業に関してはこちら
- Q. 部活動について教えてください。
- 部活動は、運動系、文科系、コンテスト系、同好会などがあります。高専の部活で特徴的なのはコンテスト系のゼミです。プロコンゼミ・ロボコンゼミなどは、その名の通りプロコンやロボコンへの参加を目指して活動している団体です。
サッカー、ハンドボール、柔道、水泳、テニスなどのスポーツ系の部活動も全国大会に出場するほど実力があります。入部は希望制となっており、学年に関係なく1~5年生、場合によっては専攻科生も一緒に活動を行っています。 - 部活動一覧はこちら
在校生に聞いてみた!
- Q. 東京高専を志望した理由を教えてください。
- 「理系がもともと得意だった」
「他の高校では学べないことが学べる」
「実験やものづくりに興味があった」
「将来の夢に近づくため」
「親のすすめ」
さまざまな志望理由がありますが、高専で専門に特化した内容を学ぶことが出来るという部分に惹かれて本校を志望した学生が多いようです。
- Q. 驚いたことは何ですか?
- 春休みが長いこと、自由度が高いこと、敷地がとても広いこと、クラスの団結力が強いこと、階段が多いことなどに驚きました。
- Q. 夢中になっていることを教えてください。
- 部活、ゲーム、アニメ、プログラミング、読書、恋愛など多岐に渡ります。プログラミングに夢中になっているというのは、高専生ならではかもしれません。
- Q. 東京高専での生活で思い出に残っていることはありますか?
- 文化祭を挙げる学生が多くいますが、他にも部活動や寮生活、合宿など、思い出に残る出来事が高専には沢山あります。
- Q.高専入学前の将来の夢を教えてください。
- プログラマー、技術者、発明家、サラリーマン、ものづくりにかかわる、未定…など。
- Q. 高専入学後の現在の将来の夢を教えてください。
- プログラマー、エンジニア、化学系の技術者、電気系統の職業、スポーツ用品の開発、食品系の仕事…など。